Source: CINEMANIA
今年8月、実写版の制作が進んでいるディズニー最新作『リトル・マーメイド』のアリエル役に、女優兼歌手のゼンデイヤ(Zendaya)が起用されるとの噂がネット上を騒がせた。
そして今月、またしても実写版リトル・マーメイドの配役が噂されている人物が浮上している。
その配役というのが、ヴィランズである海の魔女アースラ(Ursula)をポップ歌手レディ・ガガ(Lady Gaga)が演じるというのだ。
映画情報サイト『Screen Rant』が報じた。
アースラ役はふくよかな女性が演じるべき?
I love Gaga, and also, Ursula needs to be played by the baddest fat person that Disney can find. We will accept nothing less. https://t.co/aP2DITnKR0
— Evette Dionne 🤷🏾♀️ (@freeblackgirl) 2018年10月11日
「レディ・ガガは好きだけど、アースラは太った格好良い人が演じるべきよ。」
噂を聞きつけた多数のネットユーザーが口にしているのは、「アースラ役はふくよかで自信に満ちた女性が演じるべき」という声だ。
ファッション情報サイト『InStyle』では、レディ・ガガがアースラ役に起用されることに怒りを露わにした記事が投稿された。
「子供の頃、太っていることで虐められていた私を救ってくれたのは、自分の体型なんて気にせずに強く生きているアースラだった。だから、実写版アースラの配役に痩せ細ったレディ・ガガが選ばれたかもしれないというニュースには、本当に幻滅したわ。レディ・ガガがアースラに適していないとは思わないけどね。歌声とか厚化粧とかそっくりだし。」(※一部省略)
また、アースラの人物像が黒人女性特有の仕草や話し方に影響を受けている背景から、配役は黒人女性が適しているという意見も。
しかし、ドラマ『American Horror Story: Hotel』でのエリザベス役や、ブラッドリー・クーパーが監督を務めた映画『アリー/スターの誕生』で主演アリー役を演じきったレディ・ガガの演技力は、業界から賞賛の声が上がるほどだというのだ。
Source: EPA/CLAUDIO ONORATI
今年開催されたヴェネチア国際映画祭に出席したレディ・ガガ(画像上)は、奇抜なファッションで知られていた歌手としての面影はなく、凜々しい女優としての新しい姿で世界を魅了した。
彼女は記者会見にて、ブラッドリー・クーパー監督は「私の夢を叶えてくれた」と感謝の気持ちを述べている。
活動を休止させている歌手業から女優への道を開花させたレディ・ガガ。反発の強いアースラ役を見事演じきることができるのか、今後発信されるであろう情報から目が離せそうに無い。