Source: postmodernjukebox.com
「現代風の曲」と言えば、ブリトニー・スピアーズ、アリアナ・グランデ、ザ・チェインスモーカーズ、アヴィチーなどアップテンポなメロディーが特徴的である。
対して、20世紀初頭に人気を博したジャンルはジャズ、ブルース、ソウル、R&Bなどの「オールディーズ(Oldies)」と呼ばれる音楽だ。
そんな対照的な音楽スタイルを融合させ、現代のポピュラーな音楽をオールディーズなどのヴィンテージ風にアレンジさせた動画を投稿するYouTubeチャンネルがあるのだ。
音楽カヴァー集団:Postmodern Jukebox
Source: postmodernjukebox.com
ジャズピアニストであるスコット・ブラッドリー(Scott Bradlee 画像中央)によって2011年に結成されたバンドグループ「Postmodern Jukebox(ポストモダン・ジュークボックス)」は、最新のヒット曲をヴィンテージ風のメロディに変えてカヴァーするという、異色のユニットだ。
彼らのYouTubeチャンネルの登録者数は400万人に迫る勢いで、アメリカやヨーロッパを中心に人気が高まっている。
ブラッドリー氏は公式サイトにて、グループ結成の理由を語っている。
「最近のポップ音楽は嫌いだったけど、そこから生まれるスタイルや文化が苦手なだけで、ポップスの曲自体には魅力が詰まっていることに気付いたんだ。人々がジャンルを超えて音楽を楽しめる、そのきっかけにないたいと思ったんだ。」
そんな斬新なアイディアを元に作られた、ヴィンテージとモダンミュージックのハイブリッド曲を一部ご紹介しよう。
ブリトニー・スピアーズ – Oops!… I Did It Again
カーリー・レイ・ジェプセン – Call Me Maybe
サム・スミス – Stay With Me
アリアナ・グランデ – Break Free
アデル – Chasing Pavements
エリー・ゴールディング – Burn