Source: @AskAKorean/TWITTER
バナナを買ったはいいけど、全部食べきる前に真っ黒に・・・という苦い経験は誰にでもあるはずだ。
黒くなった最後の数本を捨てるのは勿体ない!と、そんなバナナの問題点を解決してくれる商品を韓国のスーパーマーケット「E-mart」が販売し話題を呼んでいる。
バナナ6日間パックを発売!
Genius at work. E-mart in Korea is now selling the “One a Day Banana” pack, containing several bananas of different ripeness so that you can eat them over several days. https://t.co/VWEkSsE1my pic.twitter.com/V2uLRLKpwL
— T.K. of AAK! (@AskAKorean) 2018年8月6日
「天才的な商品だ。韓国のスーパーマーケットが”1日1本バナナ”っていうパックを発売した。バナナを熟成度別に6段階に分けてあるから、数日かけて全て食べきることができるんだ。」
韓国系アメリカ人ブロガーである「T.K. of AAK!」が 自身のツイッターにて”1日1本バナナ”パックを紹介すると、彼の投稿は7000件以上シェアされて大きな注目を集めた。
確かに、熟成度を6つに分けているので1週間ほどで食べきることができるだろう。腐らせてしまう心配もなくなり、買ったバナナを残さず食べることが今までより楽になるかもしれない。
しかし実際は、”天才”どころか否定的な意見が多数続出してしまったのだ。
プラスチックの無駄遣い?
Genius you say. I say it’s completely unnecessary use of plastic packaging. Have you not seen the reports of plastic pollution in our oceans and rubbish dumps?
— Ken Sparks (@sparksedit) 2018年8月8日
「天才的な商品だって?プラスチックパッケージの無駄遣いだろう。プラスチックが海を汚染していること知らないのか?」
バナナをわざわざプラスチックパッケージに包装させることは環境破壊を助長させる、という批判が殺到。また、他のツイッターユーザーは「プラスチックパッケージに入れなくても、色の違うバナナを店頭に並べて客が好きに取っていけば良いんじゃないの」と痛いところを指摘した。
最近は大手コーヒーチェーンのスターバックス・コーヒーも環境問題を考慮してプラスチック製ストローの使用を停止させるなど、近年ではプラスチック利用に対する社会の意識が高まってきている。
そのためか、消費者の悩みを解決させようと開発した商品が「環境破壊の元」と、酷評の嵐を浴びる結果となってしまったのだ。