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8歳の少女が4年分の貯金を豪雨被害の救済基金に寄付

Source: New Indian Express

8月中旬から続いているインド南部ケララ州の大規模な水害は、100万人以上の住民が避難を余儀なくされ、死者数は約400人に上るなど、深刻な被害が拡大している。

被害地域には軍隊が救助活動に駆け付け、避難した住民への支援物資が配給された。壊滅的な状況に緊急支援が呼び掛けられている中、8歳の少女が自身の貯金を全てはたき、州政府の救援基金に全額寄付をして注目を集めている。

 

 

「自転車なんて、後で買えばいいわ」

Source: REUTERS 

ケララ州政府の救済基金へ自身の貯金を全額寄付したのは、まだ8歳だというアヌップリヤ(Anupriya)ちゃんだ。

INDIA TODAY紙によれば、アヌップリヤちゃんは自転車を買うために4歳の時から貯金をしており、毎日5ルピー(日本円で約8円)を動物の形をした貯金箱に入れていたとのこと。

4年間で貯まった金額は8,246ルピー(日本円で約13,000円)まで達していたが、ケララ州の大規模な水害を見た彼女は居ても立ってもいられず、貯めたお金を救済基金へ寄付することに決めたという。

彼女はINDIA TODAY紙の取材に対し、自身の思いを語った。

「10月の誕生日に、自分の自転車を買おうと思ってたの。4年間貯金してたのよ。でも洪水被害をテレビで見て、ケララ州の人達に貯めたお金を寄付しようって決めたの。人を助けることができて嬉しいわ。自転車はまたいつか買えるわよ。」

8歳の少女とは思えない、大人顔負けのポジティブで協力的な姿勢に世界中から称賛の声が送られた。

これを知ったインドのオートバイメーカー「Hero MotoCorp(ヒーロー・モトコープ)」のパンカジ・ムンジャル社長は、自身のツイッターにて彼女の勇敢な行動を讃え、更には「自転車を毎年1つプレゼントしよう」と明言したのだ。

 

「アヌップリヤ、あなたは寛大な心をお持ちだ。これからも、その慈悲深き行いを世に広めて欲しいと願います。ヒーロー・モトコープは、あなたに自転車を毎年1つ、喜んでプレゼントします。」(一部省略)

ムンジャル社長の心を掴んだアヌップリヤちゃんはその後、母親と共にヒーロー・モトコープを訪れ、念願だった自転車を手にすることができた。

店員と一緒の写真をツイッターに投稿したムンジャル社長は、彼女に感謝の思いを書き残した。

 

「親愛なるアヌップリヤに、感謝の言葉を贈りたい。あなたの母親と話せたのも光栄に思います。優しさというのは、波のように広がっていく。これからも、その強い心を抱き続けてください。」

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