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アメリカ人女性、トランプ大統領が嫌いすぎてイギリス国籍を取得か

Source: GETTY IMAGES

国内外からアメリカのトランプ大統領に対する批判が収まらない中、トランプ大統領が理由でアメリカ国籍の放棄を試みる人が現れた。

彼女の名は、Kate Laine-Toner(ケイト・レイントーナー)。

アメリカ人女性だが、結婚を機に2001年にイギリスへ移り住んだ。

身体障害のある息子と自閉症の娘を持つレイントーナー氏は、2012年に自閉症に苦しむ人達を支援する非営利団体「Bristol Autism Support」を設立。

その功績が認められ、2015年には当時のキャメロン首相から、ボランティア活動を通じて社会問題の解決に貢献した人々に与えられる「ポイント・オブ・ライト賞」を受け取った。

インタビューで彼女は、「私はイギリスが好き。自分のことをイギリス人だと思っているほど」と語ったほどイギリスに対する愛が強い。

それでも16年間イギリス国籍の取得をしていなかったが。

しかし遂に今月、「トランプ大統領には我慢できない」と、イギリスへ帰化することを決めたのだ。

 

 

トランプ大統領に対する不信感から、国籍を放棄

Source: Bristol Autism Support

トランプ大統領は2016年のアメリカ大統領選で、腕に障害のある記者を馬鹿にしてからかい、大統領になる前から”ワクチン接種は自閉症の元”との発言を繰り返してきた。

自分の子供達を公の場で否定するような人物が大統領になり、怒りが爆発するのを抑える日々が続いていたという。

そして今月、堪忍袋の緒が切れるニュースが彼女の耳に入った。

トランプ政権が押し進める、不法入国者を刑事裁判にかける「ゼロ寛容政策」によって親から引き離された子供達の泣き叫ぶ映像が世界を震撼させた。

ニュースを見たレイントーナー氏は米メディアのインタビューにて、「トランプ政権の移民に対する処遇には、本当に吐き気がしました。トランプ政権の野蛮さには目を疑います。親子を引き離した彼の行為は、一線を越えた。」と答えた。

そして彼女は、「移民政策がアメリカ国籍放棄の唯一の動機」だと話した。

 

 

国籍取得のために資金を募る

Source: gofundme.com

イギリスへ帰化するためには、1300ユーロ(約17万円)の費用がかかる。

非営利団体を運営し、低賃金で働いている彼女には重い負担だ。そこで彼女は、クライドファンディングサービス「GoFundMe」を使い、資金集めを呼び掛けた。

彼女が投稿したページには、こう説明書きがされている。

「イギリス国籍の取得は前から考えていたけど、お金の問題があって手を付けていなかった。でも、トランプ政権によるゼロ寛容政策で親から引き離される子供達の姿を見て、決心が付きました。もう、この国に忠誠心を誓う気はありません。私の家族のためにも、資金集めにご協力をお願いいたします。」

トランプが大統領選で勝利した時、「カナダへ移住する」と公言した有名人がいたが、実際にトランプ大統領が理由で国籍を放棄するケースは今回が初めてとなる。

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