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冤罪で18年間刑務所生活を強いられた男性の無罪判決が言い渡される

(Source: WPIX11)

1991年にニューヨーク州で起きた銃殺事件で、有罪判決を受けた当時14歳だったJohn Bunn(ジョン・バン)氏が今月17日、「証拠不十分」として無罪が言い渡された。再審で無罪が確定された瞬間、バン氏は法廷で泣き崩れ、裁判長に感謝の思いを伝えた

「裁判長、ありがとうございます。あなたは私と家族の人生を救ってくれました。」

彼が冤罪で奪われた人生は、実に27年間に及ぶ。

 

 

「無罪判決」を求め、27年間戦い続ける

Source: WGN9

バン氏は2009年に仮釈放されるも、無実の罪を晴らすために戦い続けてきた。

そして2016年、Shawn’Dya Simpson裁判長がバン氏の再審を要求。2年の時を費やし、遂に無罪が言い渡されたのだ。

バン氏は涙を堪えきれず、裁判長に感謝の言葉を述べた。そして、検察官に向かってこう言い残した。

「あなた達は27年間、罪の無い人を拘束し続け、罪を犯した者を自由にさせてきた。あなた達には、そんなことができる権利などないはずだ。」

14歳の時に有罪が確定され、41歳にしてようやく自由の身となったバン氏。

しかし、なぜ当時「証拠不十分」と判断されずに、何もしていないバン氏が逮捕されてしまったのか?

その裏には、数々の無実の人達を有罪に落とし込む、悪名高い刑事:Louis N. Scarcella(ルイス・N・スカーセラ)の姿があった。

 

 

巧みな話術で自白を強要させる

Source: Pool Photo

再審の結果わかったことがいくつかある。

当時のバン氏は友人と共に刑事から自白を強要され、ありもしない「証拠」をでっち上げられ、容疑者として逮捕されてしまう。

そして裁判での証人尋問で刑事は、誤解を招くような証言を繰り返し、無実の2人を有罪判決に導いたという新事実が明らかにされた。

バン氏を有罪判決へ仕向けた刑事の名は、ルイス・N・スカーセラ氏。

彼はニューヨーク市警察の元刑事であり、様々な事件の犯人を突き止めて解決に導いた経歴があるとして、長い間「司法のヒーロー」として讃えられてきた。

しかし近年、彼が「犯人」と確定させた人達の再審が多数申請され、無罪判決となったケースが後を絶たない。

現段階では、6名もの有罪判決が覆される結果となっている。

こうした事態を受け、ニューヨークのブルックリン地区検事長は、スカーセラ元刑事が有罪判決へ導いたとされる40~50件ものケースの再調査を行っているという。

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