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テキサス州ヒューストンの警察署長が「銃規制強化」を呼びかける

(Source: MICHAEL STRAVATO)

今月18日、アメリカはテキサス州サンタフェの高校で銃乱射事件が発生した。10人の命が犠牲となり、在校生のディミトリオス・パグルチス(17)が殺人容疑で逮捕された。

アメリカでは今年2月、フロリダ州パークランドで学生による銃乱射事件が発生したばかりだ。

こうした事件が起きる度に、アメリカ全土で銃規制強化の声が上げられるが、現状が変わる様子は全くない。

そんな中、テキサス州のヒューストン警察署長:Art Acevedo(アート・アセヴェド)氏が、テキサス州民に対して「銃規制に向けて動き出して欲しい」と、米メディア「Face The Nation」のインタビューで語った。

メディア上で銃規制を呼びかける

Source: AP PHOTO/David J. Phillip

アセヴェド署長は24日、ヒューストン市内にて行われた銃社会に対するデモ:March For Our Lives(命の行進)に、学生やシルベスター・ターナー市長と共に参加した。

また、18日にニュース番組「Face The Nation」へ出演した際には、こう主張した。

「アメリカの州政府や連邦政府には、何か対策を打とうとする人がいない。誰もみな、”お祈り”をして終わるんだ。ただ、私は変革派のターナー市長や銃規制に動き出そうとしている地方政府には感謝している。アメリカ国民も、銃所持を禁ずるまでいかずとも、規制強化には賛成している人の方が多い。我々は住民投票なりをしっかり利用して、銃規制強化を実現するために動き出さなければいけない。」

銃文化が強く根付いているテキサス州の警察署長として、公の場で銃規制強化の呼びかけをするのは予想外のことだ。

だが、それだけ銃によって奪われる命が多いのも事実だろう。

アセヴェド署長は、自身のFacebookアカウントでも同様の呼びかけを投稿している。

「銃規制について反対の意思を固めている人もいるだろう。だが、私はもううんざりだ。もう君たちの意見に耳を貸すつもりはない。もし、『問題なのは銃ではない』と思うのならば、私との関係は切らせてもらう。逆にあなたが私と関係を切りたいのなら、そうすればいい。私は抗議を止めない。自分の心と神の意思を守っていく。銃所持の権利などというのは、神から授かった贈り物などではないのだから。」

彼がインタビューで話したように、地方政府が銃規制に動き出しているのは変化の兆しが見えてきている証だ。しかし、アメリカ南部は共和党支持者も多く、昔から銃所持の権利を主張する人々が多い。

彼らを説得するのには、相当の労力と時間がかかりそうだ。

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