黒人差別、白人至上主義、トランプ政権支持・・・ これらの言葉に付きまとう人物像は見当が付くかもしれない。
しかし、世の中には若くて美しい女性が過激な右翼思想に染まることもあるのだ。
彼女の名は、Tomi Lahren(トミー・ラレン)。
まるでヴィクトリア・シークレット・エンジェルを思わせる美貌とは裏腹に、性格は排他的で常に毒舌をぶちまける典型的な「ネトウヨ」なのだ。
そんなギャップが珍しがられて、今ではタレント顔負けの有名人となったトミー。
数ヶ月に何度かネットを騒がせる行動を起こすトミーが今月、さっそく物議を醸す写真を自身のインスタグラムに載せて話題となっている。
銃専用ポケット付きのヨガパンツを宣伝!?
問題となったインスタグラムの投稿画像がこちら。
よく見ると、ヨガパンツのお腹部分に銃がしまい込まれているのが分かる。
彼女が着ている服は、個人が銃を所持する権利を支持しているスポーツウェアメーカー、Alexo Athletica(アレクソ・アスレティカ)のものだ。
そう、トミーはこの会社から広告収入を得てヨガパンツを紹介しているのだ。
このブランドは経営理念にも「銃所持の自由を支持する」と公表しており、かなり政治思想の偏った会社なのである。
そんな右翼系企業に愛されたトミーは、インスタグラムでもこの会社を絶賛。写真にはこんなコメントを残している。
「生きて。主張して。立ち上がって。走り出して。自信を持って。いいこと、お嬢さん達。私達を狙ってくる奴らは、身体が大きくて、強靱で、足も速い。だからいつも身に付けていてほしいのがAlexo Anthleticaの銃ポケット付きの服よ。もちろんスマホも入っちゃうから安心ね。」
なんとも清々しく凄いことを言っているが、トミーらしいと言えばトミーらしい。
しかし案の定、ネットの反応はかなり冷ややか。
一部のユーザーはこんな痛烈コメントを残した。
Pro-Tip for @TomiLahren: Guns are not dildos. pic.twitter.com/l0JnTNSj0U
— Rube Bait (@RubeBait) 2018年3月25日
「トミー、俺からのちょっとした助言だ。銃はバイブじゃねーぞ。」
ちなみに、この写真が投稿されたのは銃所持反対を呼びかけるデモが全米各地で行われた前日。
トランプ政権誕生直後の華やかムードから、徐々に形見が狭くなってきた右翼系アメリカ人だが、トミーはそんなデモを尻目に今でも銃所持の自由を声高らかに支持している。