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【アメリカ】黒人ヒーロー映画の評価を下げようと右翼系ネットユーザーが妨害行為に出る

今月16日に全米で公開された「ブラック・パンサー」は、マーベルコミックス初の黒人を主人公としたスーパーヒーロー映画。

主人公のみならずキャストの大半を黒人俳優が占めており、映画史に歴史を残す画期的な作品になると非常に高い期待が寄せられている。

しかし、「黒人ヒーロー映画」の存在がどうしても許せない一部の人達が、何としてでも映画の成功を食い止めようと工作活動に着手しているとネットで話題となっている。

その一部の人達とは、アメリカの右翼系ネットユーザーだ。

 

“黒人に殴られた!” 白人ネットユーザーが暴行をでっち上げ

「ブラック・パンサーの試写会に行ってきたけど、私は白人だから映画を観る権利がないって黒人の奴らに殴られたわ。」

顔がアザだらけの白人女性の写真を載せたこのツイートに、何も知らない人達は黒人に対して嫌悪感を抱いてしまうかもしれない。

しかしこの写真、実は2016年に当時19歳だったKelsie Skillenが元彼に監禁されてDVを受けた時の写真であり、ブラック・パンサーの試写会とは全く関係のないものだったのだ。

それだけではない。事実を捏造した酷いツイートはまだある。

「ブラック・パンサーの試写会で、妻が暴行を受けた。黒人女性が3人近付いてきて、1人が妻に『この映画はお前ら白人女共のために作られたんじゃない』と言って殴りかかってきたんだ。俺達はただ、映画を観たかっただけなのに。」

目に殴られたようなアザのある白人女性の画像を添付し、こんなツイートを投稿した。

しかし、これもすぐに捏造ツイートと見破られる。この写真は今月、ホワイトハウスの秘書官ロブ・ポーターが元妻にDVを加えたとして大きなニュースとなった時に公開された写真なのだ。

 

“ブラック・パンサーの評価を下げろ!” 右翼系ユーザーが工作活動

「ディズニーシリーズとディズニーファンをぶっ倒せ」は、自称右翼系のFacebookページ。”ディズニー映画ばかり高評価なのは許せない”という意義により作成された、何とも自己中心的な運動を促進しているグループだ。

彼らはディズニー映画がYahooやimbdなどの映画評論サイトで決まって高評価を得ていることに不満を抱き、ディズニーの最新映画ブラック・パンサーのRotten Tomatoesでの評価を下げる工作に出たのだ。

しかしFacebookはニュースを受け、直ぐにページを削除。あえなく失敗に終わる。

 

マーベルコミックス初の黒人ヒーロー映画に、黒人コミュニティはもちろん世界中から期待の声が上がっているブラック・パンサー。

有色人種の活躍が気に入らない右翼系ネットユーザーにとっては悪夢のような出来事なのかもしれない。

そんなレイシスト達には負けず、ブラック・パンサーは今後の映画史に大きな影響を与えることになるのは間違いないだろう。

ちなみに日本では3月1日に公開される。この歴史的な大作は、映画館での鑑賞を見逃すべきではない。

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