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今年のゴールデン・グローブ賞は全員ブラックドレス?その理由とは

毎年1月に開催される映画・テレビドラマの祭典、Golden Globe Awards(ゴールデン・グローブ賞)が今年も開かれた。

会場のあるカリフォルニア州のビバリーヒルズに敷かれたレッドカーペットに、マスコミやファンが今か今かと女優や俳優達の到着を待つ。

華やかで色彩豊かなドレスに身をまとった女優達の姿を楽しみに待っていたが、いざ彼女たちがリムジンから降りると・・・?

 

セレブ達が真っ黒なドレスで登場!

ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマンなど、いつもなら華やかなドレスで出席する彼女たちも、今年のゴールデン・グローブ賞には黒を選択した。

 

いつもならゴージャスで煌びやかなドレスで観客を魅了する歌姫:マライア・キャリーも、今日は真っ黒の質素なドレスで登場。

女性陣のみならず、男性陣も色を使わずに黒いスーツを身にまとっている。

 

なんという奇跡的な偶然・・・と思うかもしれないが、実はそうではない。

イベントが開催される少し前から、「黒い服を着て出席しよう」という呼びかけがあったのだ。

 

「これ以上性犯罪を許すな」セクハラ被害を訴え、セレブ達が結束力を見せる

2017年に日本でも話題となった、#MeToo。

性被害を受けても周りに言えなかった女性達が、SNSなどで”Me Too”(私も)と公言することでセクハラの深刻さを浮き彫りにするキャンペーンである。

ハリウッドの有名プロデューサー、ハーヴィー・ワインスタイン氏による数々のセクハラ被害がマスコミにより暴露されて、泣き寝入りをしていた女優やモデル達が声を上げたことが#MeTooの始まりだ。

TIME’S UPは、そんな#MeTooから派生したアンチ・ハラスメント運動。もともとはAlianza Nacional de Campesinasという、アメリカやメキシコの農場で働く弱い立場の女性達の人権を守る組織が、#MeTooを機に今年立ち上げた運動だ。

“ハラスメント被害を黙認する限界が来た”というスローガンの下、「弱い立場にいる人達のために、ハラスメント被害の認識を広める」というミッションを掲げている。

セレブ達はそんなTIME’S UPのミッションと一致団結し、「結束力を指し示す為に、今年のゴールデン・グローブ賞には全員黒を着てきましょう」という呼びかけが広まったのだ。

ショーの直前に決まったこと動きに、ドレスのデザイナー達は急遽ブラックドレスを作らなければいけない事態に。

それでも彼らは文句を言わず、「こうすればドレスの主張したいことが分かり易いでしょう」などとセレブ達の団結をサポートしている。

 

「なぜ黒を着なければいけない?」反対するセレブも

しかし、中には黒いドレスを着てこなかったセレブも。

彼女たち曰く、「何故ブラックを着なければいけないの?女性達の権力を祝賀するには、自分たちの好きなカラフルな色のドレスを着てくるべきだわ」という。

これも分からないでもないが、黒を着てくるのは「結束力を示す」という観点から言えば少しズレた考えと言わざるを得ない。

兎にも角にも、変わらない美しさで被害者達を擁護するセレブ達。

ハリウッドを筆頭としたアンチ・ハラスメント運動の今後の動きに目が離せそうにない。

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